地元の友達と話して感じたUターンとIターンのこと

生き方・働き方

こんにちは、わっぺんです。

先日久しぶりに小・中学校の友人達とごはんに行きました。その内何名かは15年以上ぶり?という本当に久しぶりの再会でした。

そんな中で”地方移住”についてどう思うか、という話になったのですが、興味深かったので、ちょっとだけ書きたいと思います。

地元の友人と話して考えたUターンについて

以前、会社を退職する際の話について書きましたが、その時は、「意外とみんな地方移住に興味がある」という発見と驚きについて書きました。

※こちらの記事です

「地方移住してフリーランスとして生きていきたい」は特殊、という思い込み
こんにちは。わっぺんです。 ちゃんと更新できているようで何よりです。 三日坊主癖があるので、続けられるのか不安を感じていたり・・・。いやいや、がんばるぞ! さて、先日会社を退職しましたが、その中で印象的だったことがあるので少しだけ触れたいと...

今回、「会社を辞めたこと」や「地方移住をすること」を話したのですが、「同郷のみんなはどう考えているのかな?」と話を聞いていると、意外にも「東京や関東にいたい」という意見がほとんどでした。

話をしていると、「地元は良いところだけど、仕事は無い」とか「好きだけど、東京の方が便利だし」いう意見が多かったんです。

”退職の際に話した職場の方からのリアクション”を経験していたので少し驚きましたが、少し冷静になって考えれば、ちょっと前まで私も「みんな地方移住に興味ないだろう」と思っていたので、「別段驚くほどのことでもない」と思い直しました。

それから、少し考えてみると、会社の人とでは状況が違う点が2つほど思い当たりました。

1.関東の中でも23区外の職場

会った全員が、たまたま通勤が23区外で車や徒歩での通勤をしていました。満員電車とか、家賃が高い問題とか、そういったこととはあまり関係がなかったんです。

家賃も地方とさほど変わらなくて、満員電車にも無縁で、でも電車で1~2時間あれば都心に出れる利便性があれば、あまり不便には思わないのかもしれません。友人も多く上京していますし、下手に地元に戻るよりも楽しいのかも。

2.夢を見るには近すぎる距離

ただ、話を聞いていると、地方移住に全く興味が無いわけではなく、地元じゃない、全然別の地方都市(特に四国)にはなぜだかみんな魅力を感じているようでした。

ではなぜUターンに魅力を感じていないか、を考えてみたところ”近すぎる”のが原因ではないかと思い当たりました。

自分から遠いものって魅力的に見えたりすること、ありませんか?所謂、”隣の芝生は青く見える”現象です。自分から遠い存在の都市へのIターンであれば、あれこれと楽しい想像が膨らみやすい一方で、地元(Uターン)だと今までの自分の経験から、夢見がちにはなりづらいのではないでしょうか。地元に残った友人の話を聞いていたりすると、なおさら現実を直視しているのかも。

最後に

地元へのUターン者より、全くその土地に縁がない(Iターン)人が見た方が魅力的に見えることもあると思います。近すぎると、いい面よりもちょっと気になる面に目が行ってしまうことがあるから。身近なものほど魅力に気付きづらいものなのかもしれないですよね。

でも、いいところも悪いところも知っているからこそ気付くこと、気付けることがあるかもしれません。

「私が地方に移住したら、今住んでいる人にも、前に住んでいた人にも、これから住みたいと思っている人にも、その土地の魅力を伝えていきたい」

そんなことを考えた1日でした。

わっぺん

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