実は私がタカラッシュ!さんの”自宅で遊べる宝探し&ナゾトキ”キットで一番初めに遊んだのが「電脳九龍城(クーロンじょう)財宝殺人事件 金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL」でした。
これまで家で遊べるような謎解きといえば、謎解き本?くらいしか存在を知らず、SCRAPさんの本のゲームブックなどで遊んだりするくらいでした。
そんな時、「家で遊べる謎解きとか無いかなー」とぼんやり探していたら、たまたまタカラッシュ!さんの存在を知りました。「でもリアルイベントしかないんでしょ?」と思っていたのですが・・・見つけたんです、バーチャルキットを!
バーチャルキットって何だろうなーと思いながらも、もう本当に嬉しくて、ストアの商品を見まくったのですが、その中で一番興味をひかれたのが「金田一少年の事件簿R」とのコラボで作られていた謎解きキットでした。
元々金田一少年の事件簿はよく読んでいたので、その世界観で謎解きができるのは楽しそうだなと思ったのと、金田一少年の事件簿Rとのコラボは3作品位発売されていましたが、やはり1作品目が良いと思いこちらを選びました。
また、公式サイトでは難易度が★5ということで、割と歯ごたえのある謎なのかな?という期待もありました(販売サイト上部には難易度”普通”ともされているのでどちらが正しいのかちょっと迷いましたが)。
ということで、タカラッシュ!さんの謎解きキットに初めて触れた時のことを思い出しながら、
- 1人でも遊べるのか?
- バーチャルキットってどんな感じ?
- 事前に用意した方が良いものはあるのか?
- 遊んでみての感想や難易度について
などをネタバレせずに書いていきたいと思います!
※ネタバレは極力しないよう配慮して書きますが、「ゲームの内容・システム・演出を事前に少しも知りたくない」とか「少しでも目に入ったら気になってしまう」という方はここから先の内容を見ないことをおすすめします。
ゲームについて
「金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城財宝殺人事件」は実は以前に”ウェアハウス川崎”で行われたリアル謎解きイベントです。
そちらの公演を”バーチャルキット”として自宅でも遊べるようにしたのが今回ご紹介する作品になっています。ということで今回私はバーチャルキットを使って自宅から参加してきました。
タイトル | 金田一少年の事件簿R 電脳九龍城財宝殺人事件(バーチャルキット) |
プレイ人数 | 1~人 |
プレイ時間 | 2~4時間想定 |
プレイ形式 | ゲームキット+LINE |
販売価格 | 2,200円[税込] |
運営会社 | タカラッシュ! |
備考 | 金田一少年の事件簿Rとtakarush BLACK LABELコラボ1作目 |
ちなみにこの「金田一少年の事件簿×タカラッシュブラックレーベル」のシリーズは全部で4作品発表されていて、以下のような順番になっています。
【金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城シリーズナンバリング】
- 1作目:電脳九龍城財宝殺人事件
- 2作目:電脳九龍城怨念遊戯殺人事件
- 2作目後日談:九龍QUEST遊戯録-地獄の傀儡師からのメッセージ-
- 3作目:電脳九龍城傀儡狂騒曲殺人事件
ストーリーがつながっているので1作目から順番にプレイするのが一番おすすめですが、それぞれの謎は独立しているので作品単体でも遊ぶことは可能です。
ストーリー
現代に蘇った伝説のスラム街「電脳九龍城」。
「電脳九龍城財宝殺人事件」ストーリー
そのオープンを記念して、九龍城にあったといわれる時価数十億のダイヤ “ドラゴン・アイ” を探すイベントが開催されることになった。
しかし、その裏には大きな陰謀が渦巻いていた……。
ということで、大人のための謎解きイベント「takarush BLACK LABEL」さんと金田一少年の事件簿Rのコラボ第1作目がこちらの「電脳九龍城財宝殺人事件」です。
”九龍城(クーロンじょう)”という単語でピンとくる方もいるかもしれませんが、実は本作は「香港九龍財宝殺人事件」のアクターストーリーになっています。こちらの謎解きキットで遊ぶと「香港九龍財宝殺人事件」についてがっつりネタバレしてしまいます。
金田一少年の事件簿シリーズの世界観を知ってより深く楽しみたいという方やネタバレNG!という方は事前にコミックスを読んでからだとより一層楽しめると思います。「香港九龍財宝殺人事件」は「金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ」というコミックスの2~3巻に収録されています。
プレイ人数
プレイ人数は1人から可能です。
同じ場所にいれば1つのキットを使って複数人で遊ぶことも可能です。
プレイ時間
想定時間は2~4時間と記載されていました。
実際私が遊んでみた際はバーチャルキットで遊ぶのが初めてという事もあり、結構手間取りまして、4~6時間位かかりました(午後いっぱいかかりました)。
謎解き手練れさんはそこまで長く時間がかからないかもしれないですが、普通レベルかな?というような方はまとまった時間が取れる時に遊ばれることをオススメします。
もちろん一日で全てを解く必要はないので別日に持ち越しても良いのですが、ストーリーなどを忘れてしまうかなと思うので、同日中に全ストーリー遊べた方がオススメかなと思います。
用意が必要なもの
- ゲームキット
- 筆記用具
- インターネット環境
- LINEを閲覧できる端末(スマホ・タブレット・PC等)
事前に「金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城財宝殺人事件」のバーチャルキットの購入が必要です。
ちなみにこちらのキット、中古での購入はお勧めできません。謎解き系のキットは大体そうかなと思いますが、何かしらの使用感や書き込みなどがある場合があるからです。
また、今回は”バーチャルキット”という事でLINEアカウントとLINEを見ることができる端末(スマホ・タブレット・PC等)が必要になります。
バーチャルキットについて
ゲームの感想に入る前に、「”バーチャルキット”とは何か?」について少し触れたいと思います。
タカラッシュ!さんでは”バーチャルキット”と記載された謎解きキットが多数販売されています。こちらのバーチャルキットというは、過去に開催されたリアルイベントを自宅でも遊べるようにしたキットのことです。
今回の金田一少年の事件簿Rとのコラボ1作目にあたる「電脳九龍城財宝殺人事件」についても過去にリアルイベントとして開催されたものでした。しかし現地で実際に遊べるイベントは期間限定のもので、既に終了してしまっています。
「残念ながら現地では遊べなかったけど、せめて何か遊ぶ方法ないのかな・・・」なんて思う事ありますよね!そんな夢を叶えてくれるのがこのバーチャルキットです。
設定は以下の2つだけ。
- LINEアカウントを作成する
- 「タカラッシュ!」の公式LINE@と友達になる
後は、購入したゲームキット内の指示に従ってキーワードを送ることでその時々に必要な情報をLINE上で確認することができます。
リアル脱出ゲームをはじめとした現地で遊ぶイベントでは、足を使って情報を稼ぐという事がありますが、家で遊ぶ謎解きではそれが難しいですよね。
このバーチャルキットでは同じことはできないまでも、共有される動画や写真などで実際に現地を歩いているような気持ちになりながら、現地の雰囲気や謎解きに必要な情報を得ることができます。
注意点としては、必ず謎に必要と思われるキーワードだけを送るようにした方が良い、ということです。手当たり次第にキーワードを送ってしまうと先々の情報がぱっと見えたりしてしまい思わぬネタバレを踏むことがあるからです。
「電脳九龍城財宝殺人事件」プレイしてみての感想(ネタバレなし)
さて、それではここからは金田一少年の事件簿Rとタカラッシュ!ブラックレーベルのコラボ1作目、「電脳九龍城財宝殺人事件」をプレイしてみての感想についてネタバレしない範囲で書いていきたいと思います~。
「電脳九龍城財宝殺人事件 金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL」を遊んでみての感想ですが、とても面白かったです!
金田一少年の事件簿の世界観ともマッチしてましたし、謎解きにもボリュームがありました。初めの方は「そんなに難しくなくない?」と思っていましたが、最後に進むにつれて難しくなっていってそれがとてもよかったです。満足感がとてもありました。
難易度は難しめだったと感じました。公式サイトには”★5つ”と”普通”という表記があったのですが、体感としては★5つ(難易度高め)の方が感覚に近かったです。所要時間としても想定よりも長くかかってしまいました。
ただ、「難易度高い謎不安だな」という方にもヒントサイトも用意されているのでどうしても詰まった時にはそちらを利用することでクリアまで進めるようになっているなと感じました。
最後に、バーチャルキットの使用感についてです。
今回私はバーチャルキットを初めて使用したのですが、正直見づらいなと思いました・・・。現地で歩いている雰囲気を体感させてくださってるなーというのは感じたのですが結構手振れなどもあって画面酔いしてしまいそうでした。スマホで見たので、画面がそこまで大きくなかったこともあったと思います。
細部などちょっと見づらかったですが、必要なところは動画だけでなく画像として情報提供があったので謎解きに困ることは無かったです。
まあただ元々は現地で遊ぶイベントだったものを自宅で遊べてる、というだけでも満足なのでそこはしょうがないかなと個人的には思っています。
ということで、バーチャルキットに少し見づらさはありましたが、総合してなぞも面白くって満足感が高かったので、「電脳九龍城財宝殺人事件 金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL」はオススメです!
【こんな方にオススメ!】
- 金田一少年の事件簿の世界観で謎解きをしてみたい
- 少し歯ごたえのある謎を解きたい
「電脳九龍城財宝殺人事件(バーチャルキット)」詳細情報
最後にもう一度、「金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城財宝殺人事件(バーチャルキット)」についての詳細情報です。タイトル | 金田一少年の事件簿R 電脳九龍城財宝殺人事件(バーチャルキット) |
プレイ人数 | 1~人 |
プレイ時間 | 2~4時間想定 |
プレイ形式 | ゲームキット+LINE |
販売価格 | 2,200円[税込] |
運営会社 | タカラッシュ! |
個人的難易度 | ★★★★★★★★★☆(9/10) |
備考 | 金田一少年の事件簿Rとtakarush BLACK LABELコラボ1作目 |
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