はじめてのマーダーミステリー~遊ぶ上での注意点や心構え~

ゲーム

これまで、「マーダーミステリーとはどんなゲームか?」「遊ぶ上で必要な準備はあるか?」ということをご紹介してきました。

では、「いよいよ準備ができた!遊ぶぞ!」となった時に遊ぶ上での注意点や心構えのようなものはあるのでしょうか?あまり堅苦しいことは書きたくないのですが、「最低限これだけは気を付けた方が良いかな」と思う事だけ簡単に書いておきたいと思います。

※マダミスって何?という方はまずはこちらをご覧ください

マーダーミステリーを遊ぶ上で気を付けた方が良いこと

それでは早速、マーダーミステリーに参加するぞとなったら気を付けた方が良いよということを4つだけ挙げようと思います。

ここから書くのはあくまでも私の個人的な意見なので、ご参考程度に見てもらえたらと思います。

マダミスで気を付けた方が良いこと①:ネタバレ禁止

マーダーミステリーはネタバレについてはとてもデリケートです。それはマーダーミステリーが一度真相を知ってしまうとプレイすることができなくなってしまうからです。誰が犯人なのかを言うだけでなく、場合によっては犯人がいるということを告げることすらネタバレになってしまうことも・・・。特にTwitterなどのSNSでは不特定多数の方が見ていますので注意が必要です。

じゃあツイートしない方が良いのか・・・ということなのですが、作者さんなどマダミスのタイトルやハッシュタグを入れてツイートしているとリツイートやいいねをしてくださることもあります。以前とある制作者様に伺いましたが、やっぱり自分のシナリオで楽しくみんなが遊んでいるということを知れるのは嬉しいようです(私が作者でも「楽しかった!」というツイートを見たら嬉しいなと思います)。
なので私は遊んだ際にはネタバレの無い範囲でツイートしたりしています。大体があたりさわりのないコメントばかりになってしまいますが、「楽しかった!」という事だけでもお伝えしたいなと。

どんな風にSNSで発信してもOKかなど調べてみると色々な記事が出てくるので参考にすると良いと思います。最初の頃はそれでもどうしても不安という事もあると思うので、その場合にはGMに「〇〇というようなことは書いても大丈夫ですか?」などと確認すると安心できるのではないでしょうか。

マダミスで気を付けた方が良いこと②:時間厳守

マーダーミステリーはGMとプレイヤー、全員が揃っていないと遊ぶことができません。5人のシナリオで参加者が4人しかいないという場合には遊ぶことができないのです。つまり、ひとりでも欠けたら全員がその時間に遊ぶことができないゲームです。集合時間には必ず集まるようにしましょう。

でも、どうしようもない事情で急遽参加できなくなったということもありえますよね。

そんな時は主催者の方になるべく早く連絡をしましょう。連絡をしていれば別な参加者を募ることも、場合によっては日程を延期することもできるかもしれません。無断キャンセルが一番迷惑になります。

マダミスで気を付けた方が良いこと③:思いやりの心

マダミスにおいて最も大事なのが思いやりの心だと思います。

マーダーミステリーは一人で楽しめるものでは無く、参加プレイヤー全員とGMでつくりあげるものです。なので、例えば以下のような行為には注意が必要です。

  • 自分ばかり発言する(他の人の発言ができない)
  • 一人を執拗に質問攻めにする
  • カードの内容や何かを隠しているようなので公開することを強要する
  • ロールプレイの度合いを超えて強い言葉を発する

この中で、「一人ばかりを執拗に質問攻めにする」について少し。

怪しく見えたらついついその人に質問をしたくなりますよね。その気持ちはよくわかるのですが、自分が犯人役をすることもあるわけです。その時に他の全員にサンドバックのように質問攻めにされたらどうでしょう?「マダミス怖い!」となっちゃいますよね・・・。
犯人役の方も参加者です。怪しいなと思っても同じ人ばかりに質問をしたりせず他の人にもきいてみるとかそういう配慮は大事だと思います。

それにもしかしたら同じ人ばかりにずーっと質問を繰り返していると別の可能性を見逃しているかもしれませんよ(裏で本当の犯人はほくそ笑んでいたりして・・・)。

あと、反対に私が特に嬉しかったのは、自分が犯人役をした時に周りの方から声をかけてもらった事でした。

その時私は犯人役で、犯人として最多得票を集めてしまい終了したのですが、終わった後に他の参加者の方から「犯人役お疲れ様でした!」とか「○○のところではやられた~って思いました」とか声を掛けてもらったことがありました。

やっぱり犯人役って孤独な部分も多いと思います。他の方は「犯人を捕まえる」という目標だとして、自分だけは「犯人として捕まらない」という目標だと、1対多数という事も大いにあり得ます。

だからみんなが「犯人捕まえられてよかった」という雰囲気だとしてもどこかちょっと乗れないなーという時もあるかもしれません。そんな時に声をかけてもらえると、「やってよかったな」と思えることもあると思います。もちろん犯人役じゃない人にとっても声をかけてもらえるのが嬉しいのは同じではないでしょうか。

そんなお互いのちょっとした声掛けでプレイ後の満足度が大きく変わることもあると思うので、他のプレイヤーやGMさんのすごいなと思ったところは感想戦の時になるべく伝えるようにしています。

マダミスで気を付けた方が良いこと④:専門用語を知っておく

実はマーダーミステリーでしか使わないような専門用語のようなものがあります。

マーダーミステリーを遊び始めた頃、「他のプレイヤーが話している用語の意味がわかないけどみんな当たり前のように使っている単語し聞きづらい・・・」ということが実はありました。

ゲームの進行上必要そうなことなら確認はするとしても、あまりにも質問の頻度が高いとゲームの妨げになっていないか気になってしまいますよね。

そのようによく使われる用語は初めての場合もちろん知らなくても構わないのですが、ある程度知っていた方が会話にもついていきやすく、自分も安心してゲームが楽しめると思います。

私が初心者だった時に知っておきたかったマーダーミステリーの独特な用語についてこちらにまとめましたので、もしよければ見てみてください。

オンラインマダミスで気を付けた方が良いこと:音声やネット環境

はじめに3つだけと言いましたが、オンラインで遊ぶ場合は音声やネット環境にも注意が必要です。

音声ですが、オンラインで遊ぶ場合には基本的にはイヤホン&マイクを使用することをお勧めします。
以前にマイクの調子が悪くてPC内蔵のマイクを使用したことがあったのですが、その際、環境音やキーボードのタイピング音を結構拾ってしまっていたようでした。また、イヤホンを使わないケースですと、他のプレイヤーの声やBGMなどをマイクが拾ってしまい、相手側には音声が二重で聞こえてしまったりしています。
自分では自分の発している音になかなか気付きづらいですが、相手側からはこのような音が結構気になります。そのようなリスクを減らすためにもイヤホン&マイクの使用をおすすめします(GMさんによっては必須とされている方もいらっしゃいます)。

ネット環境についてですが、例えば、ユドナリウムやココフォリアなど全員で同じ盤面を見るシーンで自分だけ回線が落ちてしまうと盤面を確認できず、ゲームが進行できなくなってしまいます。
家のネット回線に不安がある場合、同じ時間に他の機器で大きなデータのやり取りをなるべくしないようにするとか、Wi-Fiが万が一落ちてしまった場合はスマホなどの4G回線でつなげるように準備しておくなどの用意をすると良いと思います。

音声や回線など、遊んでいると突然のトラブルが起こることはある程度しかたがないことだと思います。でもそんな時にできる限り準備しておくことで他の参加者に迷惑をかけるかもしれないというリスクを減らすことができ、何より自分も安心して参加することができます。

まとめ:マダミスを遊ぶ上での注意点

いかがだったでしょうか。

いずれもマダミスに関わらず人間関係があるところでは普通のことだなーと感じたかもしれません。あまり堅苦しいことは書きたくなかったのですが、はじめてマダミスで遊んだ方が何も知らないがためにネタバレツイートをしてしまい、気まずくなってマダミスから離れる・・・みたいなことが起きたら嫌だなと思ったので簡単にではありますが書いてみました。

多くの場合、マーダーミステリーにおいてはプレイヤーの中に犯人が存在しています。犯人役が好き!という方も中にはいると思うのですが、犯人役を務めるのは結構なストレスという人も多いと思います。そんな中、その方は犯人役を演じています。

犯人役のプレイヤーも他のプレイヤーも、GMも含めて全員が楽しいと思えるゲームが理想だと思います。お互い楽しく参加するにはやっぱり思いやりが一番大切だと私は思います。

マダミスは新しいゲームなので、明文化されたルールなどはそんなに多くないと思います。結局のところお互いが楽しい気持ちで参加できるように慮ることしかないんだろうなと思います。あまり難しく考えず、でも最低限の思いやりは持って参加してみてもらえたらなと思います。

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