感謝の気持ちを伝えられる幸せ

生き方・働き方

私の数え間違いでなければ、この記事でこのブログの掲載がちょうど100記事目です!ということで、本日は”感謝”をテーマにお伝えしようと思います。

 

感謝の気持ちを伝えられること

感謝の気持ちをその人に直接伝えられることって、とっても大切なことだと思います。

 

私は昨年結婚式をしましたが、その際、大きくなってから初めて両親への感謝の気持ちを手紙にしました。さすがに人前で読むのははばかられたので、書いたものを渡すだけにしました。

でも、この手紙を書けたことは本当に良かったと思っています。

というのも、私は両親を前にすると思っていることが素直に言えないことがあります。面と向かって「産んでくれてありがとう」とか、そういうこと言うのって、ちょっと勇気がいりますよね。結婚とか、何かの節目の時なら言えるかな、とも思ったのですが、いざ2人を前にして感謝を伝えようとすると、涙が溢れそうになってうまく伝えられなかったり…。

 

でも、「この機会に伝えないと後悔する!」と思ったので、その想いを手紙にしたためて渡しました。産んで、育ててくれた感謝とか、その時感じていた感謝をたくさん込めて。

 

渡した後、しばらくしてから母から連絡があり、「手紙を読んだけど、あんな風に考えてくれてるなんて知らなかった。ありがとう」という風に言われました。

私としては感謝の気持ちをいつも持っているのですが、やはり言わないと伝わらないこともあるようです。いい機会をもらえて、伝えることができて本当に良かったと思っています。

 

もし「最近両親に感謝伝えていないな」という方は、手紙という形で伝えることをお勧めします。母の日、父の日でも、結婚記念日でも、両親や自分の誕生日でも、何でもない日でも、きっかけになるなら、いつでも。

 

受けた恩は受けた側が覚えている

少し話は変わりますが、私には忘れられない思い出があります。

 

以前会社に勤めていた時、仕事をするのがとても辛くなってたまらなくなったことがありました。その相談をしてすぐ、休日に半日だけ出勤した日があったのですが、当時の彼が「ドライブに行こう」と車を借りてくれて、仕事終わりの私を迎えに来てくれたことがありました。

自然たっぷりのところを2人でゆっくりドライブできて、ふさぎこんでいた気持ちが少しほぐされたのを覚えています。当時の私はかなり思い詰めていたので、この出来事には今でも深く感謝しています。

 

実はこれは今の夫とのエピソードなのですが、このことをたまーに話すと、「また言ってる。よく覚えてるね」という風に言われます。夫にとってはそれほど大きなことをしたつもりは無いようなのです。何かをしてあげた方にとっては些細なことでも、受けた側にとっては忘れがたい記憶となって残っていることがあります。私にとってこの感謝はずっと忘れないことだと思います。

 

この経験から、自分にとっては小さなことでも、誰かの支えになることはあるんだと実感したので、夫にしてもらったようなことを私も、夫だけでなく他の方にも返していきたいと思っています。

 

おわりに

最近、今ある幸せが当たり前だと思わずに、少しのことでもすぐに感謝を伝えるようになりました。それは、失うことが極端に怖くなるというちょっと不安定な精神状態の時に思い立ったことでした。不安いっぱいの気持ちにはなるべくなりたくはないですが、そのような当たり前のことに気付かせてくれたのには感謝しています。

 

「あの時、ああしていれば…」

 

そんな後悔をなるべくしないように、今できること、伝えられる想いは伝えていくつもりです。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました