「知りたい」と思った時に行動に移せる人間でありたい

生き方・働き方

大学生の頃は怖いものが無かった。

そう書くと、なんだか怖いもの知らずな人のようにとられるかもしれませんが、実際は怖いものはあったし、苦手なものや嫌いなものもたくさんありました。それでも、上記のように書いたのは、その当時は今よりも自分の興味関心に向かって純粋に生きていたような傲慢さがあったように感じているから。通り過ぎた今となっては。

 

そんな大学生だった頃、わからないことや知りたいことがあると、”調査とまでは呼べないような調べ物”を仲間内でよくしていました。調べてもわからないことは当事者に聞き込み調査などをしに行くのですが、

「〇〇大学の△△というものですが、××ということについて調べていて~」

などと尋ねると、驚くくらいみんな快く協力してくれました。

中には、「次に聞く時はこんな風にした方がいいよ」とアドバイスをくれる親切な方もいるほど。

 

今思うと、当時の私はとっても失礼なこともしてしまっていたし、よく相手をしてくれたな、と思うようなことばかり。

それでもみんな好意的にふるまってくださったのは、きっと単純な善意だけではなく、今まで同じ大学の多くの先輩方が積み上げてきた信頼によるものが大きかったのだと思います。

 

そして、その経験をしたおかげで気付けたことがあります。それは、「尋ねれば意外とみんな答えてくれる」ということです。

 

行動の返答は悪意とは限らない

”テレビでよく見かける有名人”みたいなクラスになると、直接会えたり、質問をしてすぐに答えがもらえたりということはさすがに無いけれど、真剣に質問をしたら丁寧に返してくれる人は意外と多いし、知りたいことについて調べて、詳しい人・第一人者と思われる人にアプローチすると、快く答えてくれたりします。

思ったよりも、行動に対しては善意で返してくれるケースが多いんですよね。

もちろん、「必ず何かが返ってくる」と期待すると、そうでない時に落胆するので、そこまでは期待しすぎない方が良いのですが、「どうしても~~について知りたい!」と望むようなことは、何人かにあたってみると、どこかしらか情報を得られたりするものだ、というのがその当時のことを振り返ると実感としてあります。

 

これは今、木工関係のクラフトについて学んでいる友人も同様のことを言っていて、「この技術が学びたい!」と思って工房に足しげく通ったり、連絡を取ってみると意外と好意的な反応が多い、と言っていました。もちろん、本人の真剣さや粘りが大事なことは言うまでもないのですが。

 

おわりに

「だめかも」と思うようなことも、行動を起こしたら意外とすんなりうまくいくこともあるかもしれません。

”遠い存在”と思っている人も、もしかしたら意外と近くて驚くこともあるかもしれません。

 

アプローチに工夫が必要なこともあるとは思いますが、はじめから「無理」と諦めずに、行動をすることって大事だなーとふと思ったので、忘れないようにしたためてみました。

 

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