奥入瀬渓流観光のおともにモスボールづくりがおすすめ!

青森

苔ガールなんて言葉も聞くくらい、苔好きの方って多いみたいですね。ふわふわに見えてかわいいので、気持ちはなんとなくわかります。

青森県十和田市にある奥入瀬渓流ではそんな苔を渓流沿いに堪能できます。自分でのんびり散策も良いですが、苔を見て回るネイチャーツアーなんかもあるらしいです。おいけんというところが主催で開催されているそうで、ルーペなどを持って奥入瀬渓流を散策しながら苔の観察をするんだとか!

普段ルーペを使って苔を見ながら渓流沿いを歩いたりしないので、とっても面白そう!いつか参加してみたいなーと思っているツアーです。

さて、渓流散策もいいですが、その他にも苔と親しめる場所が渓流沿いにあります。それは、”奥入瀬モスボール工房”です。

モスボールとは

モスボールとは、植物の根を土でくるみ、そもまわりにコケを張り巡らせて球状に固定したもののことで、苔玉ともいいます。

この苔玉づくりを体験できるのが”奥入瀬モスボール工房”です。
奥入瀬モスボール工房は、奥入瀬渓流沿いの”奥入瀬渓流館”というところにあります。


様々なこけ玉が展示されていてとってもかわいいです!

こけ玉作り体験

こけ玉作りに早速チャレンジします!

平日に訪れましたが、1時間ごとにワークショップは開催されていました。
私が参加した回の参加者は私だけでしたが、1人でも快く受け付けてくれました。

【こけ玉づくりの手順】

1.こけ玉の髪となる部分の植物を選びます

私は”シダ植物”をセレクト。他に、アイビーやブナやカエデなどもありました。

2.こけ玉をこけでくるみ、糸でくるくると固定します

3.もう一回苔でまわりを覆い、再度糸でくるくると固定します


マントを羽織らせてあげるように苔をまとわせてあげます

4.お好みで目を付けて

大きい目と小さい目があります

5.完成!

大体時間は30分ほどでした。

こけ玉づくりが上手にできるように、かわいい緑色のベレー帽をかぶらせてもらっての体験となりましたが、うまくできたかな…?

見本で見せてもっらたお姉さんのこけ玉はまあるくふっくらしてましたが、わたしのはなんだかひょろっと縦長に…。
これもこれで個性がある、ということで…。

こけ玉のお手入れ方法

こけ玉は、”ほどよい日光”、”適度な湿度”、”ちょうどよい風通し”の3つがあればOKという、お手入れの簡単な植物です。

過度な日光浴やエアコン・暖房による乾燥などには弱いようなので、そこには注意が必要とのことですが、霧吹きで朝晩にしゅっしゅとしてやるだけでよいので、私のようにちょっとずぼらな人間にはぴったりなおともです。

家には霧吹きが無かったので、霧吹きと”こけ玉のお家”(お皿やお椀のようなもの)を調達し、移動用の住宅からお引越しをします。

この紙袋から移動して…

これでお引越し完了です!

お手入れ方法についてのペーパーもいただけるので、忘れてしまっても安心です。

こけ玉作り体験後記

こけ玉、かわいいです!自分で作ったと思うとなおさら愛しい…。

私は知らなかったのですが、奥入瀬渓流は、屋久島・北八ヶ岳と並び、”苔の三大聖地”とも呼ばれているそうです。

奥入瀬モスボール工房でつくるこけ玉は、素材こそ仕入れたり栽培した植物ですが(奥入瀬渓流は国立公園の特別保護地区なので、植物採集はNGです)、奥入瀬渓流の”苔むした岩”をモチーフに作られているので、自宅に帰っても奥入瀬の自然を思い出すことができるのではないでしょうか。

苔と縁深い奥入瀬ならではの体験なので、おすすめです!

まあ私の場合は、”お家で一緒に暮らすことになったかわいいキャラクター”に接するような気持ちでしゅっしゅと水をかけ続けていきたいと思ってます。

いつまでもいきいきと育ちますように。

奥入瀬モスボール工房・こけ玉作り体験詳細

【 場 所 】奥入瀬モスボール工房/青森県十和田市大字奥瀬字栃久保183 奥入瀬渓流館内

【 料 金 】
2,000円~3,000円(植物の種類によって少し異なります)

【体験可能日】
4月~11月の火曜日以外(火曜は定休日)

【 時 間 】
9:00~16:30
※訪れる前に公式HPでご確認することをおすすめします。

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