8月も終わりですが、お盆頃になると食べたくなるものがあります。それは、”だけきみ”です!
え?知らない?”きみ”のことですよ。
”だけきみ”とは
”きみ”とは青森県の方言で、”とうもろこし”のことです。先ほど冒頭に書いたのは、”きみ”が方言だということを知らなかった私が実際にやったやり取りです。”きみ”が通じないとは思わなかったんだもの…。
そして、それを踏まえて改めて”だけきみ”の話に戻ると、漢字では”嶽きみ”という風に書き、岩木山のふもと”嶽地区”で栽培・収穫されるとうもろこしのことを言います。
岩木山です。きれいな山型!
この嶽きみはとっても甘くておいしいとうもろこしなんです!
その糖度は18度以上と言われています。
「18度以上って言われても、正直甘さがよくわからない」
という声が聞こえてきたので、調べてみたところ、完熟のメロンで糖度18度くらいなんだとか!あまみたっぷり、ということが伝わりましたか?
収穫した時点が最も甘いそうで、朝採ったとれたてのとうもろこしを生で食べるとすごく美味しいんだそう。さすがに生では食べたことが無いので、食べてみたい…。朝採りのとうもろこしを茹でたものでも相当甘いのに、どうなってしまうのか。
8月中旬位から~9月上旬くらいまで、岩木山の嶽地区で購入することができます。
この時期になると、弘前から嶽温泉に向かう途中の”岩木山オオヤマザクラネックレスロード”沿いに嶽きみの直売所がたくさん出ているので、こちらで食べるのがおすすめです!
たしか一本300円はしなかったと思います。
私はこの嶽きみが大好きで、小さい頃は毎年のように親に連れて行ってもらって食べていました。今年久しぶりに食べたのですが、本当に美味しかった…。
岩木山の少し南のあたりに露店が出ています
嶽きみは現地で食べるのが一番ですが、産地直送で朝に収穫したとうもろこしを翌日の昼過ぎには東京近辺まで届けてくれるサービスもあります。
嶽きみ.comというページで嶽きみについてや通販についても紹介されているので、気になった方は是非どうぞ!
嶽きみラーメン
さて、ここまで嶽きみの紹介をしてきましたが、実は”嶽きみラーメン”というものもあります。これもとっても美味しかったので、最後にこちらを紹介したいと思います!
こちらが”嶽きみ味噌ラーメン”です!
「ラーメンにとうもろこし・・・?」
と思った方でも、「味噌ラーメンだったら」と安心されたのではないでしょうか?とうもろこしの粒が入っている味噌ラーメンはよく見かけますからね。しかし、こんなにがっつりとうもろこしが主張しているのも珍しいのではないかと。食べ応えがあります!
嶽きみが甘くておいしいだけでなく、味噌ラーメン自体も美味しいです!太麺と細麺が選べましたが私は太麺を選択。ニンニクや辛味噌もついているので、お好みで入れるのもおすすめです!結構ボリュームたっぷりなので、お腹がかなりいっぱいになります。
この嶽きみラーメンが食べられるのは、農産物直売所の野市里(のいちご)というところ。
こんな感じの看板が目印
野市里の外観。嶽きみソフトも食べてみたかった
平日のお昼時を少し過ぎた頃に行きましたが、それでも少し待ってから入店しました。結構混んでいるので、時間に余裕をもってお出かけされることをおすすめします。
嶽きみ味噌ラーメンの詳細
【 場所 】農産物直売所 野市里(のいちご)のレストラン”こざくら”
【 料金 】900円
【営業時間】11:00~16:00
※嶽きみが収穫できている期間だけの販売のようなので、食べられるかどうかはお店に直接お問い合わせください。
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