先日、久しぶりに飛行機に乗る機会がありました。
普段はあまり飛行機に乗らないこともあり、事前にちょこちょこと調べていたのですが、その中でこんな噂を耳にしました。
「JALの国内線に乗った時にCAさんに声をかけるとシールがもらえる」
どうやら、都道府県に関係するシールがもらえるキャンペーンをしているようです。今回珍しく青森から飛行機に乗るので、地元青森のシールをもらうチャンス!
本当にもらえるのか、突撃してみようと思います!
都道府県シールのもらい方(私の場合)
飛行機に乗り込んだものの、どうやらCAさんにお願いする必要がある、ということくらいしかシールの詳細がわかりません。
いつどうやって話しかけたら良いのか?
そういえばよく調べても来なかったから、本当にもらえるのか・・?
わからないことだらけ…。もし話しかけたとして、
「え?シール?」
とか言われたら逃げ出したくなりそう…。
でも悩んでいてもしょうがないので、もう声をかけるしかありません。歩いているCAさんを捕まえたり、呼び出しボタンで呼び出すのは気が引けるので、飲み物を持ってきていただいたタイミングで思い切って声をかけてみることにします。
「コンソメソープをください。…あと、シールください」
「え?」
オワッタ・・・
聞き返された時点でめげそうになるも、一応もう一度勇気を振り絞ってお願いしてみます。
「えっと、シール?を…もらえたら、と」
「あぁ!」
最初のはあまりにもびくびくしすぎて声が小さかったのか、伝わらなかったようです。”シール”の意味をわかってくれたようで、にっこり笑って何やらごそごそやり始めたかと思うと、
「どうぞ。私は埼玉県です」
と、微笑みながらシールを渡してくれました。
も、もらえたー!あれ、でもこれは青森ー東京間の航路だけど…なんで埼玉??と思っていると、もう一人の乗務員さんも、
「私は栃木です」
とシールを渡してくださいました!どうやら先ほど、もう一人のCAさんにも伝えてくれたらしい。や、やさしい!
でもこちらも青森でも東京でも無いシールです。運行する便の出発地・到着地のものがもらえると思っていたのですが、どうも違うようです。
「ありがとうございます。出身栃木なんですか?」
と尋ねると、「そうです」とのこと。そのCAさんに縁のある場所の都道府県シールをいただける、ということだったんですね。いやー勘違い。
そのあともCAさんから、
「日光東照宮行ったことありますか?」
などと話しかけてくださり、しばし都道府県トークで盛り上がりました。普段CAさんとコミュニケーションをとる機会が無いので、なんだかぐっと身近に感じられて楽しかったです。時間にしたらほんの数十秒くらいかと思いますが、じっくりコミュニケーションをとってくださったように感じられて、話しかける前の「あー、どうしよう」というドキドキを帳消しにする、とっても楽しい時間になりました。
「乗務員がもう一人いるので、後で伝えておきますね」
ひとしきり会話を楽しんだ後、そう言ってその方は去っていきました。神対応とはこのことか…
(そして後程もう一人の乗務員さんもやってきてくれて、シールをいただき、少しだけ会話を楽しんむことができました!)
帰りの便でもチャレンジしてみましたが、皆さん快くくださいました。忙しい中対応してくださって本当に感謝です!
ちなみにいただいたのはこんなシールたち
シールは”JAL TODOFUKEN SEAL”というらしい
家に帰ってきて、キャンペーンについて調べてみました。
JALのプレスリリースによると、このシールは”JAL TODOFUKEN SEAL”という名前だそうで、国内線の客室乗務員さんがつけている”縁(ゆかり)都道府県バッジ”と同じ都道府県のシールを渡してくださるそうです。ちなみに、”縁都道府県バッジ”はその名の通り、縁のある地域のバッジみたいです。
シール配布期間は ”2017年10月3日~2019年3月31日”ということなので比較的最近始まったようです。
この都道府県シールは第2弾の試みだそうで、第1弾は違うシール(千社札シール)の配布をしていたんですね。飛行機ほとんど乗らないから知らなかったなぁ。
このキャンペーンはJALが、”お客様とのコミュニケーションを大事にしたい”ということで始めた試みのようです。飛行機って私にとっては”身近”というよりは”ちょっと遠いもの”って感じだったのですが、今回このキャンペーンを通してCAさんと少しお話できただけでぐっと身近に感じることができました!皆さん本当に気さくに、親切にお話してくださったのがとても大きいと思います。
「この方はどの地域だろう?」とわくわくしながら話しかける楽しみ、自分と同じ出身県や縁のある地域のをもらえた時の喜び。こういう楽しみがあると、移動時間も楽しくなりますね!
私にとってCAさんに声をかけるのはなかなかハードル高いですが(「忙しそう」と気後れしてしまうので…)、また飛行機に乗る時にはチャレンジしてみようと思います!
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